顎関節症は顎がカクッと鳴る、口が開かなくなる、顎の関節が痛むなどの症状が出る病気です。
原因は噛み合わせの異常によるものと長い間言われてきましたが、実は噛み合わせだけではない、ということが最近になってわかってきました。
その原因は噛み合わせ以外にもいくつかあり、それらが積み重なって発症するというものです。
現代社会はパソコンやスマートフォンが普及し、それなしでは生活に支障を来たすまでになりました。
また、ゲームに熱中する人が急増しています。
その場合、無意識に歯をくいしばったり、悪い姿勢のまま長時間過ごしがちになります。
また、仕事などのストレスが蓄積し、体に悪影響を及ぼすこともあります。
これら、日常生活での当たり前の光景も顎関節症の発症リスクを上げることにつながります。
しかも、特に若者は柔らかい食べ物を好むために噛む力は弱く、顎も細くなってきています。
これも、また危険です。
これらのことから、顎関節症は生活習慣病だと言えます。
まずは生活を見直すことが重要です。
そして、発症したら速やかに治療しましょう。